知多半島ひとくちメモ⑨やきものが楽しい

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常滑は日本六古窯の一つ。古くから大がめ、つぼなどの生活で使う実用的なやきものを中心に大量生産し発展させてきました。

急須や植木鉢のような朱泥のやきものが印象的ですが、多くの陶芸家が意匠を凝らしてさまざまな作品を産み出しています。

また、建築に使われる陶管や、トイレや洗面器、タイルといった衛生陶器の多くも常滑のメーカーで作られ全国で使用されています。

町のそこかしこに土管が当たり前に使用され、招き猫やタヌキその他のオブジェが見られるほか、タイルモザイク画や陶器でデザインされた壁面も多く、そうしたものを見つけながらやきもの散歩道を散策したり、登り窯やライブミュージアム、とこなめ陶の森などの施設をめぐると、常滑のやきもの文化の多様性に驚かれることでしょう。陶芸や絵付け体験できる窯や施設もたくさんあります。やきもの散歩道や常滑高校は、アニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台にもなっていますよ。