知多半島ひとくちメモ⑩鉄道ネタ

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知多半島で醸造や窯業や綿布産業が栄えた背景の一つには武豊港と貨物鉄道の武豊線開通があります。旧国鉄武豊線の武豊停車場で使われていた転車台(ターンテーブル)は貨物輸送が廃止になり使われなくなりましたが、7mの橋げたに二線ずつ交差した転車台は現存するものでは全国ここでしか見られないもので、貴重な産業遺産として修復保存されています。

そして現在その武豊線の通る亀崎駅は、なんと明治19年の開業当時から残る日本最古の現役駅舎で、近隣の「かめざき鉄道ジオラマ館」では武豊線のHOゲージを運転させてもらうことができますよ。

武豊線の半田駅北側には、武豊線資料館がありSLも展示されています。第1・第3日曜日のみ開館しており武豊線についてもっと知ることができます。

半島西側では名鉄常滑線太田川駅が有名です。名鉄初の豪華3層構造高架駅で、巨大要塞と言われ、名古屋行きが2階と3階から発車します。そしてこの駅はアニメ「五等分の花嫁」の聖地にもなっています。

知多半島のおもしろ鉄道スポット、ぜひ訪ねてみてくださいね。