知多半島ひとくちメモ⑫「知多牛」を食べよう!

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知多半島で酪農が始まったのは明治14年、ミツカンの4代目中埜又左衛門が滋養と健康のために乳牛を購入したころからで、肉牛の「知多牛」は、雌のホルスタインのお産を楽にするために体が小さめの黒毛和牛を交配したのがきっかけで生まれたといわれています。

交配種は知多牛「響」という名のブランドで、和牛の肉質を継いで柔らかく、うまみ成分となる「モノ不飽和脂肪酸」や「オレイン酸」の割合は和牛よりも高いため、脂肪の甘さが特に評価されています。味は和牛に引けを取らないうえ、和牛に比べ生育が早く病気にも強いので「味は贅沢に、価格は手ごろに」というコンセプトを実現しています。

醸造の盛んな知多半島で、酒やみりんの絞り粕を食べて、自然豊かな環境で健康に育てられてきた「知多牛」、ステーキやすき焼きで、ぜひ一度味わってみてください。